【色彩検定】色彩検定の2級と3級を受験した時の話‐色彩検定って何? 受験方法や勉強内容は?

「色彩検定を取った時の話」とカラフルな文字で書かれたアイキャッチ画像

こんにちは。甘抹らあです。絵と小説を描く人です。

今回は、色彩検定を取った時のことについて書いてみます。

1.色彩検定って何?

「色彩検定」は1990年の第1回開催より累計170万人以上の方が受検した、文部科学省後援の公的資格です。

――色彩検定公式サイト〈https://www.aft.or.jp/pages/feature#about〉より引用

色が見えるしくみや配色技法など、デザインのいろはについて学び、試験に合格することで資格を得ることができます。

級は1,2,3級UC級の4種で、毎年の2回試験があります。
検定料(受験料)と試験時間は級によって異なるため、事前によく確認しておきましょう。

私は3級と2級を取得しました。
どちらも同日に受験することが可能で、試験時間は合計130分(60分+70分)、検定料は合計17000円(7000円+10000円)でした。

具体的に学ぶ内容は、2級の公式テキストを見ると以下の通り。

  • 色のユニバーサルデザイン
  • 光と色:色が見えるしくみや、照明の種類(蛍光ランプ、LEDランプ等)の説明など
  • 色の表示:マンセル表色系の解説
  • 色彩心理:トリックアートの解説みたいな感じ
  • 色彩調和:ドミナントカラー配色やトーンオントーン配色など、様々な配色技法
  • 配色イメージ:イメージ別に配色法を紹介
  • ビジュアル:ビジュアルデザインの説明(DTPのこととか)
  • ファッション
  • インテリア
  • 景観色彩
  • 慣用色名:和色名と外来色名をそれぞれ紹介

デザインに興味がある人なら絶対に役に立つ内容です!

あと、すごく面白い。

2.どうして受験しようと思ったの?

大学を休学している間に「何か資格を取りたいな~イラストに関係のあるものが良いな~」と言って調べてみて、面白そうだったからです。

3.どうやって勉強したの?

勉強は、それぞれ自分に合う方法で進めればよいと思うのですが、参考までに自分がどう勉強したか記録しておきます。

まず、公式テキストを買って内容を理解しながら読み進めました。

この時、自分が理解しやすいように追加の説明を書き足したり、読みやすいように文章にしるしを付けたりしながら読むようにしました。

次に、大事なポイントを暗記しました。

基本的には、何かの裏紙など白い紙を用意して、そこにテキストの内容を再現するような感じでアウトプットを行い、答え合わせをして、間違えた部分を覚え直すのを繰り返しました。

慣用色名に関しては、以下のようなシートをPhotoshopで作成して覚えました。

これが何かというと、色の名前の右隣の空白に、その色を自分で作って塗って、それがあっているかどうかテキストで確認して覚えよう! みたいなやつです。
(そして、間違えるたびに左隣にしるしをつけて、どれが覚えにくいのか一目で分かるようにしていました)

最後に、過去問を解いて、間違えたところを覚え直しました。

4.試験の受け方

詳しくは、こちらの公式サイト〈https://www.aft.or.jp/exam-orders#jyukenFlow〉をご参照ください。

Web、郵送、書店のいずれかで申し込むことができます。

私は資料請求を行い、郵送で申し込みました。

申し込みが完了すると、受験票が届きます。大切に保管しましょう。

あとは、当日必要なものを持って会場に向かうだけです。

試験後1ヶ月程度をめどに、合否が発表されます。公式ホームページにて確認可能です。

その後、合格者には合格証書資格証送られてきます。

↑これが二つ折りになっていて、中に資格証と合格証書が入っています。
資格証

うれしい~!!

合格証書は再発行されないそうなので、なくさないようにしましょう……!

5.まとめ

以上、色彩検定を受けた時のことをまとめてみました。

イラストを描くのが好き! とか、デザインの勉強がしたい! という方におススメです。

それではまた、一緒に頑張っていきましょう。

甘抹らあでした!
Twitter→@amamatsu_lar

甘抹らあの情報はこちら