【Photoshop】アートボード機能ってどんな時に使えるの?‐使い方の簡単なまとめ
こんにちは。甘抹らあです。絵と小説を描く人です。
今回は、Photoshopの機能の1つである「アートボード」の活用法をまとめてみようと思います。
1.アートボードとは?
アートボードは、カンバスサイズの異なる複数の画像を一つのファイルにまとめて保存できる機能です。複数のファイルとして別々に保存するより画像の切り替えが素早く行えます。
――築城厚三「ACAアドビ認定アソシエイト対応PhotoshopCC試験対策」(オデッセイコミュニケーションズ)p.34
実際にアートボード機能を使って一つのワークスペース上に複数のカンバスを表示させた状態が、こちらです。
2.活用法
引用した文章の通り、複数のファイルを行ったり来たりするのではなく、一つのファイルの中で作業を完結させることができるため、同じデザインを何回も使う場合などに便利です。
上の画像では大きさの違うカンバスを3つ表示させていますが、表示させるカンバスの大きさをすべて同じにそろえることも可能です。
そうすると、例えばラフを複数制作する際、微妙に違う2枚の案を簡単に制作して見比べることができます。
上の画像では、①のラフを描いた後にそれをアートボード2にコピペして手を加え、②のラフを完成させました。
この時、レイヤーパネルでレイヤーを複製してアートボード2のフォルダの中に入れれば、そのまま座標軸上の位置も対応した状態でコピペされてくれるので、自分で位置を調整する必要がありません。
とても便利。
また、スマホの待ち受け画像など複数のデバイスに対応した画像を制作する場合にも、アートボードが便利です。
下記の画像のように、スマホの機種ごとに対応したカンバスサイズを設定することができるため、用途に合わせた大きさのカンバスを表示させ、見え方を調整することができます。
3.まとめ
以上、アートボード機能の活用法を見てきました。
他にもこんな活用法があるよ! というのがあれば、ぜひ教えてください!!
それではまた、一緒に頑張っていきましょう。
甘抹らあでした!
Twitter→@amamatsu_lar