【イラスト投稿サイト】Art Street、GENSEKI、creators bankの使い方と使用感
こんにちは。甘抹らあです。絵と小説を描く人です。
今回は、Pixiv以外のイラスト投稿サイトを3つ紹介してみます。
良かったら参考にしてください。
1.Art Street
Art streetは今までのブログの中でも何度か取り上げたことがあると思うのですが、メディバンペイントと同じ系列のイラスト投稿サイトです。
月例コンテストを含め、たびたび様々なコンテストを開催しています。
無料で利用できます。
1-1.使い方
1‐1‐1.基本設定
自分のトップページはこんな感じ。
ほとんどPixivと同じようなものだと考えて差し支えありません。
まずは「メディバンID」と呼ばれる識別子を決定し、プロフィール文を入力。
Twitterなどのリンク先も複数登録することができます。
その他、得意ジャンルやスケジュールなども設定することが可能です。
1‐1‐2.絵を投稿する
イラストを投稿するときには、画面上部の「投稿する」から遷移します。
するとこのような画面になるため、タイトルと紹介文、タグ、コンテストへの参加の有無、描きチャレ設定(講座作品を投稿した際に、その講座を参考にして描いたイラストを、他のユーザーが投稿してくれるかもしれない機能)、年齢制限の有無などを入力します。
あとは、「投稿(公開)」または「保存(非公開)」を押して終了です!
1‐1‐3.絵を見る
タグ検索やランキングなどから、他の方が描いた絵を見ることができます。
この際、コメントやスタンプなど、様々な方法で感想を送ることが可能です。
スタンプの種類が豊富なので、反応の送りやすさという意味ではpixivよりも使い勝手が良いかもしれません。
1‐1‐4.交流する
好きな人をフォローすると、その人のアクション(誰の絵にいいねを送っただとか、新しいイラストを公開しただとか)と投稿(Twitterのつぶやきみたいなもの)がタイムラインに流れるようになります。
絵描き仲間を見つけたい人は、そこや、作品のコメント欄などで交流することが可能です。
1‐1‐5.コンテストに参加する
先ほども書いた通り、artstreetでは色々なコンテストが開催されています。
「コンテスト」タブから確認できるので、興味のあるものがあれば参加してみましょう!
親切なことに、コンテストの〆切を通知してくれる機能もあります。
心配な方はこの通知をオンにしておけば、忘れることがありません。
1‐1‐6.素材
メディバンで使えるものを中心に、様々な素材が販売されています。
だいたいセールで安くなっていたり、中には無料のものもあったりとお得に利用できるので、気になる方はチェックしてみて下さい!
1‐1‐7.漫画関係
マンガを読んだり、漫画をweb持ち込みしたりすることも可能だそうです。
ただこちらの機能に関しては使ったことが無いので、説明を飛ばさせてもらいます。すみません。
1-2.いいところ
1‐2‐1.反応がもらいやすく、モチベに繋がる
artstreetでは人が少ない分、自分が送った反応に対して反応を返してもらえる確率が高いです。
別にお返し目当てで反応しているわけではなくとも、普通に利用しているだけで、結構スタンプやコメントをもらうことができます。
それが結果的にモチベに繋がることもあります。
1‐2‐2.コンテストへの参加機会が多い
月例コンテストを開催してくれているので、少なくとも月に1回はコンテストに参加し、賞金などを得るチャンスをゲットすることができます。
pixivでも月例コンテストは開催されているので、これとPixiv両方のコンテストに参加するだけでも、月2回は作品を完成させることになりますね。
ペースを築くことができて良いのではないかと思います。
1‐2‐3.トレス素材がゲットできる
上述の通り、「素材」タブに飛ぶと、有料または無料の素材を購入することが可能です。
中には無料のトレス素材も多くあるので、「絵を描くのは好きだけど、自信が無い」と言った方でも、お絵描きを楽しむことができます。
1-3.気になったところ
1‐3‐1.動作が重い
これはマジで本当にそうなんですけど、動作が重いです。
作品をアップするにも、ページを飛ぶにも結構時間がかかります。
他の大手サイトの快適さに慣れてしまっていると、少しばかり負担に感じます。
1‐3‐2.UIが分かりにくい
作品投稿とプロフィール編集は簡単なのですが、イラストを見るためにはどこに飛べばいいのか? どうすれば自分の好きな絵を探せるのか? などが分かりにくく、若干操作性が悪いです。
2.GENSEKI
GENSEKIは新たなクリエイターの発掘を目指した、イラスト投稿&お仕事募集サイトです。
頻繁にコンテストを開催しており、熱量の高さがうかがわれます。
中村佑介先生やさいとうなおき先生が顧問に就任したことでも話題になりました。
無料で利用できます。
2-1.使い方
2‐1‐1.基本設定
プロフィール画面はこんな感じです。
プロフィール文と、各主要サイトへのリンクなどを設定することができます。
2‐1‐2.作品投稿
作品投稿をする際には、右上の自分のアイコンをクリックして「作品」を選択します。
するとこういうページに移動できるので、ここでタイトルや説明、カテゴリ、制作時間などなどを記入して、公開しましょう。
2‐1‐3.コンテストへの参加
コンテストは、応募画面に行けば分かると思うんですが、常時何かしらかのコンテストが開催されています。
内容は多岐にわたるので、これいいかも!と思うものがあれば、積極的に参加してみましょう!
たいていはGENSEKIのアカウントさえ持っていればOKなので、気軽に参加できます。
2‐1‐4.スキルの出品
スキルというのは、SKIMAやココナラと同じで、金額を設定して自分のスキルをパッケージ化して売り出すものです。
※参考
SKIMAやココナラ等について↓
ここから依頼への繋がり方がイマイチよく分からないのですが、多分お金のやり取りはサイト上で行うのではなく、個別にやってねって感じなんじゃないかと……?
すみません、詳しくはここで依頼を受けたことがある方に聞いてくださいm(__)m
2‐1‐5.作品/クリエイター検索
クライアント側は、作品やクリエイターを検索することで、自分の目的にふさわしいイラストレーターを探し出すことができます。
ちなみにクリエイターの検索画面はこんな感じになっていて、連絡手段や対応状況などによって詳しく絞り込むことが可能です。
2‐1‐6.マガジン
マガジンのページはこんな感じ。
ブログですね。
イラストレーターさんへのインタビューや、コンテストに関する話、クリエイトに関する話が色々と載っています。
読み物として面白いです。
2-2.いいところ
2‐2‐1.運営陣のやる気を感じる
大量のコンテストを見ても分かる通り、かなり運営に力が入っているような気がします。
まだ新しいサービスなので、いやがうえにも期待が高まるところです。
2‐2‐2.画風が多岐にわたる
Pixivやartstreetだと、上位に食い込む絵やコンテストで受賞する絵はある程度決まった絵柄になりがちなのですが、GENSEKIでは意外と様々な絵柄に日の目が当てられています。
いわゆる「流行りの絵」が苦手な人でもお仕事獲得のチャンスがあるのではないでしょうか。
2-3.気になったところ
クリエイター検索をするところに「可能な連絡手段」というのがあり、実際クリエイター側も自分が「可能な連絡手段」を登録しています。
ただ、別にこれを登録したからと言って、GENSEKI上で直にそうしたサービス(メールとかslackとか)に飛べるわけじゃないんですよね。
個別に連絡を取る必要があります。
チャット(メールの形のアイコン)っていうのもあるけど、そのクリエイターにどうすればチャットできるのかが分かりません。
もしかしたら、クライアントとクリエイターでUIが違うのだろうか?
ちょっと不思議です。
……って思ってたら、「スキル」を出品している人に限り、その「スキル」の右上に「メッセージを送る」というボタンが表示されており、そこからDMに飛べることが分かりました。
申し訳ないけど、やや分かりにくいです。
だけどこれ以外には、特に気になることは無いかなと言った感じでした。
3.Creators bank
Creators bankは古くからあるイラスト投稿サイトです。自分自身や作品に関する情報を詳しく登録することができるため、ポートフォリオ代わりに使うことが可能です。
月に1度ハッシュドイラストパークという企画を開催しています。
今はかなり過疎っているようですが、全く人がいないわけではなく、最新作をこちらにアップロードされているイラストレーターさんも一定数いらっしゃいます。
無料で利用できます。
3-1.使い方
3‐1‐1.基本設定
ポートフォリオは、外側からだとこんな風に見えます。
リンク先やプロフィール文を設定することが可能です。
中から見ると、こんな感じ。
ダッシュボードの仕様は、こう。
3-2.いいところ
3‐2‐1.いわゆるTwitter絵師系の絵柄じゃない人が多い
アナログイラストやデザインチックなイラストなど、いわゆるTwitter絵師とは違う絵柄の作品が多く見られます。
別にTwitter絵師が嫌いなわけでは全くないですが、自分の絵柄がそっち系じゃないので、ほんわか系のイラストが多いcreators bankは、居心地が良くて好きです。
3‐2‐2.毎月のイラストパーク企画が楽しい
毎月テーマが決められていて、そのテーマに合わせたイラストを投稿すると、ピックアップしてもらえた場合に、Amazonギフト券3000円分GET&オタク広場でのグッズ作成を行ってもらえます。
ワクワクしますね~!
3-3.気になったところ
3‐3‐1.人が少ない
とにかく人が少ないです。
メッセージやコメント機能があるので、その気になれば交流することもできるのですが、あまり活発ではないように見えます。
4.まとめ
以上、3つのイラスト投稿サイトを見てきました。
いかがだったでしょうか?
どのサイトも基本的には無料なので、気になる方はぜひ登録してみてください!
それではまた、一緒に頑張っていきましょう。
甘抹らあでした!
Twitter→@amamatsu_lar