【2022年12月】自分の特性を踏まえて、今後の活動の内容と方向性を考える(絵と小説を描く人)
こんにちは。甘抹らあです。絵と小説を描く人です。
2022年も12月に突入しました。師走ですよ、師走。
ここ数週間の間、じっくりと創作活動の内容や今後の方向性について考えを巡らせてきました。
今回の記事では、その結論を記したいと思います。
※まず前提として私が不安障害持ちだということは述べておきます。
不安障害について、詳しくはこちらの記事にて↓
また参考までに、今までの活動の変遷はこんな感じです↓
(ブログの「活動記録」というカテゴリを遡ってもらえると分かりやすいかと!)
さて。前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。
1.自分にとって創作活動とは何か?
最初に、私にとっての創作活動とは何なのか。
原点に立ち返ってみます。
1‐1.何のために創作をしているのか?
何のために創作をしているのか? 創作の目的は何か?
これは今までにも幾度となく似たような問いを立ててきたのですが――この言い回しを使うのももう何回目か分からないくらいです――、その都度似て非なる答えに辿り着きます。
現在の私が思うに、「人生の辛さを緩和するためのカンフル剤」みたいなものなのかなという感じです。
私は物心ついたころから創作活動をしており、それこそ文字を覚えた直後には既にサンリオの二次創作的な絵本を作っていました。
当時の写真がこれです↓
この頃には多分、楽しんで描いていたと思うんですよね。
人生の辛さから目を背けるためとかじゃなくて。
……だけれども考えてみれば、幼稚園に通っていた時点ですでにクラスの子からハブられて、母にはそれを悟られないように嘘を吐きまくるというライフハックを駆使していたので、もしかしたら現実逃避という側面もあったのかもしれません。
かわいげのない話ですみません。
その後、前の記事で書いたようないじめ問題だとかなんだとかアレコレあって、その間ずっと創作活動を続けてきたわけですが、それはおそらく現実逃避のための行動でした。
創作をしている間だけは、自分の創作世界に逃げ込むことができる。
自分にとって都合のいい物語を描くことができる。
だから、私は創作をしていたのです。多分。
逆に言うと、逃避の必要が無い時期にはあまり創作活動をしていませんでした。
特に高1~高3にかけての3年間。
この時期は、人間関係に恵まれて学業が楽しくなっていたので、そこまで創作に時間を割いていませんでした。
そして高校を卒業してメンタルブロークンした後は、光の速さで創作活動に復帰し、めちゃくちゃ絵と小説を描きまくってました。
こうしてみると、この辛い現実を生き抜くための「薬」として、私は創作活動に邁進してきたということになりそうです。
1‐2.何を表現したいのか?
では次に、その創作活動を通じて一体何を表現したいのか?
これに関しても色々な答えを考えてきたのですが、今の私の気持ちをあけすけに打ち明けると、「自分にとって都合のいい世界」です。
もっと具体的に言うと、すべての人が互いのことを思いやり、互いの長所と短所を認め合い補い合って暮らしているような、穏やかで優しい世界です。
些細なことで苛立って怒鳴ったり、人をいじめることで快感を得たりする人がいない世界です。
差別や理不尽、不平等が存在しない世界です。
見ているだけで心が温かくなるような、とにかく優しくて、可愛らしい世界です。
そんな世界を築きたいなと思いながら、創作しています。
特に、自分自身に不安障害があるため、こうした障害(に限らず、引っ込み思案な性格とか)を受け入れてくれる社会を描きたいなという気持ちが強いです。
1‐3.創作活動以外によって社会復帰することは可能か
以上、私の気持ち的な部分を見てきました。創作活動の意義だとか目的だとか。
でも正直、そんなものは後付けで良いと思ってるんですよね。
とりあえず描きたいから描くっていう、そんなもので良いんじゃないかなって。
そこで、今度はより実際的な面に目を向けるわけです。
私はどうやったら生きていけるのか?
創作活動によって現実逃避をするのは構いませんが、当然それだけでは生活できません。
この社会に生きる以上、労働してお金を稼ぐ必要があります。しんどい。
そうなったときに、じゃあ私に何ができるのかという話なんです。
色々考えました。
色々考えまして、大学生になってから何個かバイトをしました。
だけどマジで無理でした。
どの職場に赴いても、私というこの人間ゴミは全く使い物にならないのです。
それはもうびっくりするくらいに。
挙句の果てにはメンタルを病んで脱走を図ります(ごめんなさい)。
金銭的にジリ貧な現状があるので、絶対にバイトはした方が良いのですが、どうしてもできないんですよね……。
いやあのもう……できないよ。
できないものは、できないよ……。
結果的に、バイト先やバイトを紹介してくれた友人知人などの全方位に迷惑をかけて自爆することが多かったです。
詳しいことはちょっと流石に書けないです(本当にごめんなさい)。
そのため、「私に普通の労働は無理だ」と結論付けました。
だったら、どうやって生きていくのか?
創作活動しかないんです。
ええ、もうこれしかない。
ですから私は、「普通のレールに乗った人生が嫌だ!」とか「自分らしい生き方がしたい!」とかではなく、「私には創作しかないから」創作活動で生きていきたいと考えています。
この部分は、本当にハッキリさせておきます。
誤解していただきたくないので。
こんな風に書くと、「それは逃げだ」と不快に感じる方がいるかもしれません。
実際、逃げてるだけじゃんと言われたことは何度もあります。
でも逆に、逃げない生き方ってなんなんでしょう?
みんな、自分にできることしかできませんよね。
車いすに乗っている人に「走れ」って言うのは無茶じゃないですか。
だったら、自分に合った生き方を模索する方がずっと大事だと思います。
これが10代前半の子供なら話は別ですが、私はもう成人済みです。
今まで生きてきた中で、失敗が許されるうちに(特に中高生の間に)たくさんの挑戦と失敗を重ねてきました。
その結果、自分にはこれしかないと結論付けたのです。
そしてもう一つ言っておきたいのですが、何も私は、創作の世界を舐めているわけではありません。
むしろこの2年ほどずっと、創作で生きていく術がないかを考え、他のイラストレーターさん作家さんの活動を研究してきました。
その結果、非常に厳しい世界であることがよく分かりました。
ごくごく一部の人しか専業でやっていくことなどできません。
また、確定申告やクライアントさんとの打ち合わせ、その他もろもろの事務連絡、営業活動等、創作とは直接関係のない部分で苦労することも理解しています。
その上で、やっぱり私には創作しかないと思うのです。
苦手なことも、創作で生きるしかないと腹を括った以上は、もう何とかするしかない。
創作活動以外の活動によって生きるための金銭を稼ぐことが、私にはできません。
ですから、色々考えはしたのですが、心機一転創作活動に邁進しようと思います。
※信頼性のために書いておきますが、イラストのお仕事に関しては、今までに一度も途中で飛ばずにきっちりやりきっています。
SKIMAでのクライアント様からの評価はこんな感じです↓
https://skima.jp/profile/reviews?id=185962
これからも、真摯に続けていきます。
もしもこれでうまくいかなかったら、今世の人生は潔く諦めます。
私は社会に適合できなかったということなので、自然淘汰の法則に則って滅んでいくでしょう。
もちろん死ぬのは怖いのでできる限りの抵抗はしますが、それでも、いわゆる普通の労働は不可能だと思います。
現時点では、そのように考えています。
2.今後の活動方針
ということで、今後の活動方針について。
作家としての方向性と、各種SNSの使い方などを考えてみます。
2‐1.作家としての方向性
フリーの作家として、創作活動で生計を立てたい。
となれば、大切なのは「コンテンツの中身(内容と品質)」と「マーケティング能力」の2つでしょう。
そしてその両者の中核をなすのが「作家としての方向性」です。
今までにも、アカウントの方向性は色々と考えてきました。
そして1年弱の間、「物語を表現したい人」というのを核に活動してみました。
Twitterのプロフはこんな感じです。
しかし、この度、これを変えることにしました。
なぜなら、「物語を表現したい」という目標が実に曖昧だからです。
方向性は、より具体的であることが望ましいと思われます。
また、私は基本的に小説で物語を表現しているのですが、小説と絵を同時にプッシュするのは非常に困難です(やってみて分かった)。
そして何より、私は情緒不安定すぎます。情緒不安定すぎて、それを隠そうにも隠しきることができていません。
ツイートからにじみ出るメンヘラ感や、これいかに。
そこで、いっそ開き直った方が良いのでは? と気づきました。
どんなに取り繕おうとしたって、私は”情緒不安定で面倒くせぇ創作クラスタ”以外の何者にもなれないのですから。
これからの私は
「情緒不安定な自称作家」
です。
不安障害のことも、元々隠していたつもりはありませんが、より一層オープンにします。
そして、自分が思う「優しい世界」を表現します。
当面は、この新しい方向性でやっていくつもりです。
もしもこの方向性でうまくいかなければ、また考え直します。
2‐2.各種SNSの運用
今のところ、TwitterとInstagramを拠点にしています。
特にTwitter。
できれば毎日更新することを心掛けたいです。
今まではイラスト以外のことを極力ツイートしないようにしていたのですが、それだと新しい人に発見してもらえる確率が低いので、もっと積極的に「自分が考えたこと」「日々の気付き」「日常生活のこと」なども呟いていきたいなと思っています。
だけどイーロン・マスクさんに変わった影響がまだどんなものなのか分からないので、その辺は様子を見ながらですね。
(今のところ、検索機能が今まで以上に馬鹿になっちゃったなと思ってます)
ちなみに――Twitterが機能しなくなったら、絵師さんたちの拠点ってどこに移動するんでしょう?
やっぱりInstagram?
マストドンはちょっと用途が違うみたいですよね。
くるっぷも、どちらかというと二次創作メインなように見えるし(そんなことないのかな?)、そんなに大人数向けに作られたわけではなかったようだし。
悩ましいところです。
なにか良い感じのSNSがあれば、Twitterやマシュマロなどでぜひ教えてください……!!
2‐3.HPの運用
HPは今まで通りの運用を続けます。
年に1回サーバー代を一括払いしているので、閉じるとしたら9月らへんです。
閉じなくて済むように、1年分のサーバー代だけでも稼ぎます……。頑張れ私……。
あと、プログラミングとか難しいこと何にも分かりませーん! って言い続けてきたのですが、そうも言っていられないかもしれないので、HPに問題が生じた際には、面倒がらずに逐一その場で対処する習慣を付けます。
頑張ります。ますます。
先日は、早速放置していたエラーについて調査と対策を行いました。
こうした作業を今後も続けていきます。
2‐4.その他投稿サイトなどの活用
TwitterとInstagram、HP以外には、creators bank, art street, pixivなどの投稿サイトを利用しています。
優先順位は下がりますが、そちらも有効活用していきたいなという感じ。
ちなみに、これらの投稿サイトの中で一番優先順位が高いのはPixivです。
あとは、youtubeもやってます。
メイキングとショートアニメの試作置き場みたいな感じです。
2‐5.ストックイラストの制作
また、地味にPIXTAのダウンロード数が増えつつあるので、クライアントワークの依頼が来ない限りはストックイラストの制作に力を入れるつもりです。
とにかく数を増やせば増やしただけ、DL数も伸びる! そして収益に繋がる!
そのことが一番実感しやすい場かなと思っています。
今は食べ物関係の物が中心ですが、幅広く様々な素材を販売しているので、イラスト素材が必要な方はぜひご活用ください↓
https://creator.pixta.jp/@prof2013561/illustrations
3.長く続けるために
3‐1.定期的にお休みを挟む
なんだかんだと書いてきましたが、どんなに好きなことであっても、休みなしに続けるのは大変ですよね。
特に仕事にしてしまうと、意識的にお休みを挟むようにしないと、気が付いたら燃料切れでバタンキューなんてことになりかねません。
ですから
- 1日8時間週5日労働を目安に、働きすぎないようにすること
- 定期的に長期休暇のようなお休みを入れて自分の活動内容を見直す時間を確保すること
を大事にします。
3‐2.インプットを続ける
それから、インプットを続けるのも忘れないこと。
アウトプットばかりではやがて表現したいことが枯渇してしまうので、そうならないように日々刺激を求めて、様々なことにチャレンジして、新しい作品に触れて、生きていきたいと思います。
4.まとめ
以上、今後の活動方針についてまとめました。
再始動!
頑張ってやっていくので、見守ってもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
甘抹らあでした!
Twitter→@amamatsu_lar
※お仕事のご依頼やその他お問い合わせについては、お問い合わせページをご参照ください。