【邦画6選】自分が好きな映画作品を紹介してみる!!~あらすじと感想~
こんにちは、甘抹らあです。絵と小説を描く人です。
今回は、好きな映画について語ります! 語らせてください!
アニメ以外(実写オンリー)の邦画縛りです。
1.エイプリルフールズ
私が今までに見たことのある邦画の中ではナンバーワンかもしれないくらい、好きな作品です。
四月一日に起きた様々な出来事をコミカルに描いた物語。
ヤクザに誘拐される小学生、占い師のおばあさん、セックス依存症の嘘つき男に、彼に殴りこみに来た妊婦、お上品な老夫婦、不憫な男子大学生たちなどなど、個性豊かなキャラが登場します。
テーマは、“正直者は誰だ?”
エイプリールフールをテーマにしているだけあって、登場人物のほぼ全員が嘘を吐いています。しかし一人だけ、本当のことを言っている正直者がいるのです。
それが誰なのか、ぜひ映画を見ながら考えてみてください!
ジャンル分けするとコメディ映画になると思うのですが、コミカルな部分だけではなく、じーんと来る感動シーンや、サスペンスのようにハラハラするシーン、ミステリーのように鮮やかな伏線回収など様々な要素が楽しめます。
とても面白いです!
万人におススメ!
2.天空の蜂
東野圭吾先生の小説を実写化した作品です。
原子力発電所に爆弾を落とすと脅すテロリスト「天空の蜂」と、それに対抗する警察、技術者たちの物語。
技術者の息子が爆弾を積んだ飛行機に乗り込んでしまい、彼を救出するために様々な策が講じられます。
息子を救出することはできるのか? 爆弾テロを防ぐことはできるのか?
手に汗握る展開が続き、目が離せません。
さらに、複数の家族が登場することによって、それぞれの家族の在り方についても考えさせられます。
めちゃくちゃ面白い!!
3.ザ・マジックアワー
三谷幸喜監督作品。
舞台は守加護という港町。ギャングに牛耳られている、まさに映画の舞台のような古式ゆかしい土地。ホテルの支配人・備後は、ギャングのボスの愛人・マリに手を出したことでボスに睨まれ、絶体絶命の窮地に陥る。
起死回生の手立てとして示されたのが、幻の殺し屋・デラ富樫を連れて来いという指令。
備後は、自分とデラが友人であると嘘を吐き、彼を連れてくることを条件に解放してもらう。
ところが実際には友人でも何でもないため、デラを連れてくることができない!
タイムリミットは、わずか5日。
仕方なく備後は、売れない俳優・村田大樹を騙して、彼にデラを演じさせることに。
嘘に嘘を重ねていくうち、事態は予想外の方向へと転がっていき――
最後には、果たしてどうなってしまうのか?
また、幻の殺し屋・デラ富樫の正体とは?
私は三谷監督の作品が基本的に全部好きなんですが、なかでも、このマジックアワーは一押しです。
本当に面白い。
4.悪の教典
高校教師、蓮実誠司は、“ハスミン”の愛称で生徒たちから親しまれる、非の打ち所がない好青年。ところがその実態は、目的を達成するためには殺人すらもいとわないサイコパスだった。周囲の人間を操り、学校中で采配を振るうが――ある日、ほんの小さなきっかけで、思い描いていた計画が崩れ始める。
それを修正するために取った手段が、大量殺戮だった。
文化祭間近の学校で、自らが担当するクラスの生徒たちを、一人ずつ殺していく。
蓮実の凶器の前に、生徒たちはただ逃げ惑うしかなかった。
果たして、この地獄から生き残れる者はいるのか!?
貴志祐介先生の著作『悪の教典』をドラマ化した、サイコミステリーです。
デスゲーム系が好きな方にオススメ!
5.白ゆき姫殺人事件
さえないTVディレクター・赤星雄治は、元カノからのタレコミで、とある殺害事件に興味を持つ。
その事件とは、誰もが認める美人OLが何者かによって惨殺されたというもの。彼女の名前は三木典子。“白ゆき石鹸”を製造する会社で働いていたことから、この事件は“白ゆき姫殺人事件”と噂される。
赤星が疑いを向けたのは、被害者の同期・城野美姫。被害者である三木典子とは対照的に、地味で目立たない女性だった。彼女について調べていくうち、被害者との確執や、幼少期の異常な行動が明らかになっていく。
赤星は彼女が犯人で間違いないと考えて番組作りを進めるのだが――果たして、本当に城野が犯人なのか?
この事件の真相やいかに!
湊かなえ先生の原作がまずすごく面白いのですが、映画も非常によくできていました。
いかにも「いるいる、こういう人」って感じなんですよ、みんな……。
私が一番好きなのは、最後のシーン。
城野美姫が自分の実家で、小学生の頃の親友と、幼いころのように友情を確かめ合う描写があるんですが、それがもう……堪らないです。
感動しました。
6.女子高生に殺されたい
タイトル通り、そのまんまの映画です。
高校教師・東山春人は、「女子高生に殺されたい」という願望を抱いている。
もちろん、死ぬことは人並みに怖いし、別に自殺願望があるわけでもない。自傷行為もしていない。
ただ、欲求として「女子高生に殺されたい」と考えている。
教師になったのも、その目的を達成するためだった。なんてやつだ。
東山の目指す死に方のために必要な条件は、二つ。
1つは、完全犯罪であること。自分の欲求を満たすために、女子高生に罪がかかってしまうなんて絶対にダメだ!
もう1つは、全力で殺されること。自分も死ぬのは怖くて全力で抵抗するだろうから、それに耐えうる強力な力を持った女子高生に殺される必要がある。
これらを達成するため、生徒たちの心を操り、着実に計画を進めていく東山。
イケメンで穏やかな性格ゆえか、生徒たちからの人気も上々。
ところが、そんな東山の行動に不信感を抱く者もおり――さあ、彼の計画は、無事に成就するのか!
といった物語。
社会派の問題提起の作品、あるいはミステリーとして見ると若干不十分……というか、物足りなさが付きまとうのですが、ある種の文学(それかホラー)として見ると、とても面白いです。
個人的には、主演の田中圭さんがハマリ役だなと思いました! 女子高生たちの様子もリアルで、自分の高校生時代を思い出しました。
7.まとめ
以上、自分が好きな映画を紹介してみました!
みなさんが好きな作品や、気になる作品はあったでしょうか?
それではまた、一緒に頑張っていきましょう!
甘抹らあでした!
Twitter→@amamatsu_lar