パソコンの知識皆無な絵描きが自分でパソコンを選んでみた!【失敗談と結論】
こんにちは、甘抹らあです。絵と小説を描く人です。
今回は、「PCについて無知な人間が自力でPCを選んだ話!」ということで、PC周りの知識に疎い人向けに記事を作成してみました。
はじめの一歩として、良かったら参考にしてください!
【用語の解説】
1.ハードウェア:パソコンを形作る、目に見える部品。実体がある。
1‐1.CPU
いろんな処理を行ってくれる部品。パソコンの動作速度に関わるモノ。
大きければ大きいほど動作が早いと思っておけばOKだが、そんなに使わないのであれば無駄に積みすぎる必要はない。
1‐2.メモリ
一時的にデータを記憶しておくためのモノ。
これも、大きければ大きいほど処理速度が上がる。
1‐3.ストレージ
データを保存しておく場所。HDDまたはSSD。
SSDの方が高性能なので、最近のパソコンはSSDがメイン。
外付けなどで後から増設することも可能(※機種による)。
1‐4.マザーボード
パソコンの基盤。ほぼすべての部品をつなぎ合わせるモノ。
2.ソフトウェア:パソコンを動作させる、目に見えない仕組み。
2‐1.OS(オペレーティングシステム)
「Windows」または「MacOS」が主流。
バージョンが色々ある。たまにアップデートが行われる。
2‐2.アプリケーション
OS上で作動するソフトウェア。
スマホなどで気軽にインストールしている方も多いはず。LINEとかWordとか。
Windowsの場合、office(サブスクまたは買い切り)を導入することで、WordやExcelといった基本的な作業に必要なアプリをインストールすることができる。
※Macは知らないです、ごめんなさい。
3.PC上のストレージとクラウド
3‐1.PC上のストレージ
PC上にデータを保存するもの。
Word文書やJPEGファイルなどをPC上に置いておくことができる。
PCが壊れたら、それと一緒にデータも消えてしまう。同じPCでしか閲覧できない。
3‐2.クラウド
インターネット上にデータを保存するもの。
One driveやcreative cloud、icloud、drop box、google driveなど色々。
パソコンが壊れてもデータは失われない。
また、複数のデバイスでデータを共有することができる。
無料の場合と有料の場合があり、たいていは有料にすることで保存容量を増やすことができる。
【初めて自分で選んだ時のこと】
まずは、初めて自分でPCを選んだ時のことを記録します。
最初に言っておくとこれは失敗談なので、真似しないでください!
私がPCでやりたいことは、以下のつでした。
- イラスト制作(メディバンペイントとPhotoshopが使いたい!)
- 文書やパワーポイント、計算シートなど資料の制作(officeのソフトウェアが使いたい!)
- 検索エンジンの使用(Google)
- SNSの使用(Twitterは使えないと困る!)
- zoomの使用
そこで色々と調べた結果、
- CPU:Core i5 or i7
- メモリ:16GB
さえ満たしていれば大丈夫かな?と考え、当時使っていた機種の上位互換みたいなのを買うことにしました。
当時使っていたのは、Surfaceのどれか(具体的な名前を覚えていない……)。
学生時代に親に買ってもらい、4‐5年間に渡って使っていたものです。
しかし、不調が続いてほとんど使えなくなってしまったため、買い替えることにしました。
上位機種はSurface book3。
お値段なんと30万円くらい(!)
かなり……ものすごく、痛い出費でした。
But...
数か月もしないうちに、画面がぶれたりブラックアウトしたりする不具合が発生してしまいます。
そこで、カスタマーセンター的なところに問い合わせることに。
修理してもらえたらよかったのですが、surfaceの場合は修理ではなく、代替品との交換になるようです。
そこで、交換をお願いしました。
しばらくしてから交換したものが届きました。
記憶が曖昧ですが、さほど待たされずに済んだような気がします。
But…
最初からなぜかイヤホンが使えませんでした。
イヤホンを刺しても、うまい角度を見つけて手で押さえていないと音が聞こえない始末。
さらに、それだけなら我慢しようと思えたのですが、数か月後に再び画面のぶれが生じるように。
その上、調べてみるとsurfaceは意外とこの手の評判が悪いことが分かりました。
最悪です。
【中古品を使ってみた時期】
そこで、知人のお下がりのPC(5年くらい前のやつ?)で作業するようになりました。
ところが、これはこれで性能が低い。
まず、マザーボードが古い。
さらにメモリが8GBしかなく、グラフィックも弱かったです。
Photoshopを使っていると、多数の謎の不具合が観測されました。
やはりデジタルで絵を描く人は、あまりスペックで妥協するべきではないのだと思います。
そこで今度はさらに別の、古いPCを使ってみることに。
今度のはさらに古く、ちゃんと見てみたら10年以上前のものでした。
スペックは以下の通り。
- CPU:覚えてないけれど、かなり古いやつ
- メモリ:32GBくらい
- ストレージ:HDのみ(のちにSSDに付け替え)
このPCで作業したところ、Photoshopでは相変わらず謎の不具合が多数観測されました(それも、ちょっと画面が見づらいとかではなく、露骨に作業に支障が出るタイプの不具合)。
不具合に関しては、調べたり人に尋ねたりしても原因不明のまま。
色々試しても改善の余地が無かったので、もはやPCのスペックの低さ(と古さ)が原因としか思えませんでした。。
【クリエイターに特化したPCを探すの巻】
こんどこそ失敗しないPC選びをしようと、クリエイターにとって必要なPCのスペックを調べ直すことにしました。
参考にしたのは多数のウェブサイトや、下記のyoutube動画。
※焼まゆるさん
※叶絵かのんさん
お二方のチャンネルは普段からチェックしているわけではないのですが、このPC選びの動画がとても分かりやすかったです。
私と同じく普段あまり見ていないという人も、この動画だけでも参考にしてみてほしいです。
これにのっとって調べた結果、
マウスのクリエイターPCが良いのでは?という結論に。
しかし知人に相談したところ、マウスよりドスパラが良いという新たな道を示され、困惑。
※dosparaの方が昔からあるからということらしいですが、マウスも非常に人気なので、実際は大差ないのではないかと思います。
困惑しつつもドスパラでクリエイターPCを調べたところ、なんと、Adobe製品に対応しているよ! というまさに私の求めていた機種のシリーズがありました!↓
https://www.dospara.co.jp/5create/cts_creator_adobe
びっくり!
(無知すぎるね!!!!)
その中から、自分が使いたいアプリと、今までに調べてきた知識に基づいて必要だと考えられるスペックを考慮して、機種を選択しました。
- CPU:Core i7
- メモリ:64GB
その他、とにかくスペックが高いものを選択。
総額はちょっと書きたくないのですが、かなりお高くなりました。
が、なんとかお金を貯めて購入しました。
すかんぴん。。。
【そして、購入後】
現在、購入してから2か月ほどたったので、使用感を記録しておきます。
まずPhotoshopですが、今までに見られていた不具合は消え、何の問題もなく使えています。とても快適です。
それから、officeのソフトも問題なく使えています。
今までのものと比べると、最高!
文句のつけようがありません。ありがとう!
ただし、ごくまれに画面のブレ(というか、ピクセルが一部謎にチラつく不具合?)みたいなものが観測されるので、そこだけ様子見かな……という感じです。
というか、私が触れた電子機器はなぜだか片っ端から壊れていくので、もはや自分の体から謎の電磁波が出ているとしか思えません。
関係ない話ですが、スマホも、買ったばかりの頃からずっと挙動がおかしいです。
(お問い合わせセンターに問い合わせたら、初期化して様子を見るか買い替えるかしろって言われた)
なぜだ。なぜなのだ。
【まとめ】
さて、今までいろいろ見てきましたが、結論。
絵描きさんでPCに詳しくない人は、“ドスパラのクリエイターPCを買おう!”です。
詳しくない人が変に頑張って考えて違うPCを買うよりかは、「クリエイター用」とか「Adobe製品対応」とかって最初から書いてあるものを買うのが良いと思います――というお話でした。
身もふたもなくてすみません!
途中でマウス否定されてたけど、別にマウスでもいいと思います。
それではまた、一緒に頑張っていきましょう!
甘抹らあでした!
Twitter→@amamatsu_lar
《完》