【絵柄の変遷】今までとこれからの絵柄について考える【デフォルメ→リアル→デフォルメ】

こんにちは。甘抹らあです。絵と小説を描いている人です。

ここ最近は模索期間と称して、絵柄や活動の方向性について考えていたのですが、ようやくある程度定まってきたので、また活動記録としてまとめてみることにしました。

今回のテーマは、絵柄(画風)の方向性です。

今までの絵柄の変遷と合わせて、今後の方向性について述べます。

1.今までの絵柄の変遷

1‐1.最初期

小学生くらいの頃に描いていた絵です。

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特徴

  • 目が大きい
  • 目の中の書き込みが多い
  • 線画がクッキリしている(黒一色)
  • 平面的なタッチ

上手い下手はいったん置いておいて、デフォルメが強い絵柄でした。

その時にハマっていた漫画や小説、アニメなどの影響をもろに受けています。

1‐2.初期

真面目に絵を描き始めた頃です。

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ホラーフィルムのような絵(透明水彩)
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特徴

  • 目が小さくなった
  • 目の中の書き込みは、リアルの人間に近い
  • 線画が目立たなくなってきている
  • 平面的なタッチ
  • 独特の色遣い&塗り方

徐々にリアル志向になっています。
オリキャラを描くのが好きで、二次創作はほとんどしていませんでした。
また、デジタルには触ったこともありませんでした。

1‐3.中期

3か月上達法を実践していた頃です。

階段の下の女の子を見下ろしている絵
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赤ずきんイラスト
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隣のお屋敷を見つめる女の子の絵(2021ハロウィンイラスト)
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特徴

  • デジタルになった
  • 厚塗りで、リアル志向
  • だけど適度にデフォルメもしたいなという感じ
  • 線画消失
  • 立体的にしたい……のにできない!

好きなイラストレーターさんの技法を、積極的にまねしていました。

当時のことは、以前書いた記事『3ヶ月上達法を1年くらい続けてみた体験談【感想や実際の作品、分析などまとめ】』の方が詳しいので、気になる方はこちらをどうぞ。

1‐4.模索期

「リアル絵なんてやっぱり無理だよ~! 仕事だって、アニメ絵が描けないともらえないよ~!」などと考え、色々模索(迷走)していた時期です。
(実は未だにこの時期にいるのかもしれないでもないです。模索は一生続くんだろうなとは思っています)

白馬に乗った隻腕の王子様と、お姫様の絵
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振袖を着た女性と男性の絵
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オリキャラ4人の立ち絵
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特徴

  • アニメ塗りで、デフォルメ調
  • 書き込みが少なめ
  • 線画クッキリ
  • 平面的

意識的に、アニメっぽい絵柄を目指していました。
しかし、全然思ったように描くことができず、アニメ的なデフォルメの難しさを痛感してもいました。

1‐5.現在

近頃は、以下のような絵柄で作品を制作しています。

桜に包まれて立つ女の子のイラスト
笑顔で上を見る女の子のイラスト

特徴

  • デジタルだが、アナログ風の線画と塗り
  • 暖色多め
  • 平面的
  • 可愛い系のデフォルメ(特に人物)

非常にデフォルメが強く、アナログ風の温かい雰囲気を目指しています。

2.どんな絵を描いていきたいか

さて、ここで、今後についてです。

これから先、この絵柄でどんな絵を描いていきたいのか。
どんなお仕事がしたいのか。

この2点について描いていきます。

2‐1.どんな絵を描いていきたいのか

先ほど挙げたように、温かいアナログ風のイラストを目指しています。

見た人の心が温かくなるような、ほっと一息つけるような絵が描きたいです。
もしかしたら今後、また考えが変わることもあるのかもしれませんが、少なくとも今のところはそう考えています。

また、最近になって自覚したのですが、私は暖色――特に赤色が好きなようです。
赤が入っている絵に、心を惹かれやすいです。
ある意味単純なのかもしれません。
そのため、積極的に赤色を取り入れていきたいなと考えています。

他にも、大正浪漫/和洋折衷な雰囲気が好きであることや、意外とカワイイ系に惹かれがちであることも、自覚しつつあります。

こんな風にして、自分の“好き”を突き詰めて、絵を作り上げたいです。

それから、絵の他に小説も書いているのですが、オリキャラの数は人外を含めると総勢300人以上になります。
その一人一人のことが、本当に大好きです。
そのためイラストで一次創作をする際には、彼らを題材にして、表現する内容を決めたいなと思っています。

2‐2.どんなお仕事がしたいのか

自分の絵柄が確立された暁には、その絵柄が必要とされるようなお仕事を受けていきたいです。
例えば小説の挿画や商品のパッケージ、ポスターなどに使われるイラストを描きたいなと思っています。

また一方では、それ以外のお仕事もできたら嬉しいです。
ありがたいことに、今まで、ゲーム用イラストやユーチューブ用イラストなどで、今のタッチとは多少異なるテイストの作品を描かせていただく機会がありました。
こうした作風も、今後も維持できるようにしていきたいと考えています。

3.まとめ

以上、自分の画風に関する現状報告でした。

将来のことは全然分からないので、何をするにも不安ばかりですが、同じように創作をしていらっしゃる皆さんと一緒に頑張っていけたらなと思っています。

それではまた、ブログか何かでお会いしましょう。
甘抹らあでした!

Twitter→@amamatsu_lar