【Twitter】1年強の運用を振り返ってみる【振り返り/伸びない理由/今後どうするか】

絵描きにとって必須ツールともなっているTwitter。
私は今のツイッターアカウントを使い始めて1年強になりますが、ここで自分のTwitter運用を振り返ってみたいと思います。
とはいえ、見てもらえれば分かる通り、私のフォロワー数はド底辺です。▶@amamatsu_lar
(もちろん、よくしてくださっているフォロワーさん達には感謝しかないです。いつも本当にありがとうございます!)
したがって「Twitterを伸ばす方法」ではなく
- どんなことを考えて運用してきたのか。
- なぜ伸びないのか。
- 今後どうするべきなのか。
これらについて分析するのが、今回の記事の主眼です。
完全に自分用の振り返りですね。
では、さっそく振り見ていきましょう。
【どんなことを考えて運用してきたのか】
1.フォローは本当に好きな人だけ
最初のうちは、とにかくフォローしまくってフォロバを待てという戦略を、よく聞きます。
確かに、フォロワー0の人をフォローする(それ以前の問題として、目にとめる)確率はものすごく低いので、もっともな話です。
私も最初の数カ月は、自分からフォローしていました。
相互が1000人以上いるような方も、多分この戦略を続けているんだと思います。(戦略としてやっているわけではなく、結果的にそうなっただけかもしれませんが)
しかしながら、フォロバ狙いでフォローし続けても、実際にフォロバしてくれる人は意外と少ないです。
当たり前ですよね。自分のTLに興味のないツイートは流したくありませんから。
とても気が合いそうな方、あるいは、自分と同じように「相互しまくってフォロワー増やすぞ!」と考えている方であればフォロバしてくれるかもしれませんが、そうでない場合は望み薄です。
それにせっかくTwitterを使っているのだから、「フォロバしてくれそうな人」ではなく、憧れている絵師さんや、自分が好きな人、ためになる情報を発信している人などをフォローしたいです。
(もちろん、趣味の合う方であれば結果的にフォロバされる可能性は上がります)
そのため、私は「フォロバされなくても良いくらい好きな人」しかフォローしない方針でやってきました。
また、フォローしてる方を自分で把握しておきたいので、あまり積極的にはフォローをかけていません。
フォローを外すときにも、「フォロバされなかったから」ではなく、「自分には合わないと思ったから」「興味がなくなったから」などの理由でフォローを外しています。
2.交流は無理のない範囲で
Twitterの醍醐味は、様々な人と交流を楽しめることだと思います。
リプライで会話したり、時にはオリキャラ交換などの企画をやってみたり。
趣味が合う人と話すのはとても楽しいですよね!
でも、あまりにも交流に力を入れてしまうと、本来の趣味であった創作が疎かになるかもしれません。
また、次第に人間関係が重荷になってくる可能性があります。
私の場合、あまり広いとは言えないリアルの人間関係ですら、定期的にリセットしたくなるくらい、人との交流が苦手です……。
相手のことが嫌いとかじゃなくて、一人の時間が必要なのです。
そのためTwitterでも、あまり気負いすぎず、楽しめる範囲だけで交流するようにしています。
しばらくTwitterを使っていて分かったのですが、リプ返が遅れようが、数日TLを追えなかろうが、そんなことを気にする人はほぼいません。
自分が思うほど、人は自分を気にしていないようです。
(というか、そんなことで怒るような人とは縁を切ったほうが良い気がします)
したがって、私は気が向いた時にだけ交流するようになりました。
相互さんを増やしすぎないのも、それが理由です。
それでも一応、相手を不安にさせないために、低浮上な時には「今は低浮上期間です!」みたいな宣言をしています。
相手を不安にさせないためにって言うのは、私みたいな気にしぃな人だと、相手のリプ返が遅いときに「何か怒らせちゃったのかな?」「何かあったのかな?」と心配になるからですね。
「早くリプ返しろよ!」と怒る人は少なくても、「リプ返が無いってことは、怒らせちゃったのかな?」と気に病む人は、一定数いるんじゃないかと思うので……。
余計な心配をかけないよう、返事が遅れそうなときは、そうと分かるようにしています。これはこれでうざいのかなーって、最近悩みどころなのですが。
3.更新の内容を決める
2021年の後半は、曜日ごとに決まった内容をツイートしていました。
年末年始は、毎日オリキャラの日常イラストを投稿していました。
もっと前は、一日一絵をやっていました。
こうやって更新の内容を決めてしまえば、Twitterを運用しやすいのかなと思っています。
毎日その日になってから「なにツイートしようかな?」と考えたり、その場その場で思いついたことをツイートしたりするのだと、その時のメンタルに左右されてしまうので、私にとってはあまり良くなかったです。
4.数字は分析に使うだけ
簡単に言うと、反応が少なくても落ち込まない! ってことです。
始めたばかりの頃はファボやRTの数に一喜一憂していたのですが、最近は気にしていません。
仕事として使いたいのであれば、数字を分析をする必要はあります。
でも、それによって感情が左右されないようにしています。
5.ブクマを活用する
時間がないときは、気になるツイートだけブクマして、後からチェックするようにしています。
情報収集目的の時は特に。
例えば絵の描き方なんかは、役に立つ情報がたくさん転がっているので、積極的にブクマしています。
6.予約投稿を活用する
以前は別のアプリを使わないと予約投稿が出来なかったようですが、今は公式の機能で予約投稿が可能です(webブラウザ勢)(アプリは知らん)。
自分はメンタルの上下が激しいので、それに左右されてしまわないよう、先の方までガンガン予約投稿してあります。
最近では、リプライを除き、予約投稿以外の投稿はしていません。
7.推し絵師を分析する
これは自分のアカウント運用というよりも、Twitterというサービスの活用方法です。
憧れの絵師さんが、初期の頃にどんな活動をされていたのか。
どんな絵を書いて、どんな人と、どんなふうに交流をしていたのか。
それが分かれば、駆け出しのイラストレーターにとっては参考になるはずですよね。
そのため、「高度な検索機能」を使って、憧れの絵師さんがTwitterを始めたばかりの頃にフォーカスし、ツイートを辿ることがあります。
そうすると、どんな活動をしてきたのかが分かって、大変興味深いです。
とはいえ、大体参考にならないんですけどね。
最初から万バズしてる方もいて、とっても謎です。
半端なく絵が上手いとか、他のところでファンを作っているとか、人脈が広いとか、交流が得意とか、色々あるんだろうなと思います。
すごい。
8.トレンドを知る
これも、アカウントの運用というよりかは、単なるTwitterの活用方法です。
私のような予約投稿勢にはあまり関係がないのですが、トレンドもチェックするようにしています。
そして、自分が乗れそうなタグがあれば、その日の分の予約投稿を編集してそのタグを追加してみたり、関連作品の二次創作をしてみたりします。(とか言いつつ、ほぼやれていません!)
効果の程は不明なものの、トレンドには乗っかった方が良いんだろうなという感じです。もうちょっと、これを頑張りたい。
9.ジャンルを統一する
「フォロワーを増やしたければジャンルを統一しろ」
これは、あらゆる方が口をそろえて仰ることです。
とても理にかなっているのですが、私はこれが一番苦手です。
今までに、様々な挫折を繰り返してきました。
例えば……
- 「場面緘黙な2人」というタイトルで場面緘黙症の高校生男女に関するストーリーを、イラスト+文章という形式で連載【1-2か月間?】
→途中で自分の力量不足を知り、断念。反応自体も芳しくなかった。 - 流行りの描き方を取り入れ、温かい雰囲気の絵(暖色系・デフォルメ強め)で統一しようとした。【1-2か月間】
→流行りの描き方が難しすぎてギブアップ。また、代り映えしないせいか、反応も徐々に減ってしまった。 - 進撃の二次創作(特にジャンミカ)に絞って投稿【4-5か月間】
→それなりに反応を貰うことができ、フォロワーさんも20人くらい増えたのだが、ジャンミカアンチに心を惑わされた。
また、大声で「公式カプです!」とは言いづらいカップリングなので、本格的にお仕事をしていくにあたって、このジャンルで活動して良いものか迷いが生じた。
さらに、自分の性格と界隈の雰囲気が合わない気がしたので、結局やめてしまった。 - とりあえず投稿頻度だけ週3に固定し、あとは曜日ごとに絵柄を変えて投稿【3-4か月間】
→可もなく不可もなく。メンタル的には一番楽だし、続けやすかったのだが、伸びという意味では微妙(完全に横ばいだった)。やはりジャンルを統一しろという話。 - 推理小説の感想+ファンアートをセットにして#読了をつけて投稿しようかな? と考える
→ネタバレにならないかつ読者のイメージに合ったファンアートを描くのが難しすぎて、実行前に断念。感想絵描ける人ってすごいわ。 - 「ミステリーっぽい雰囲気」で統一しようと試みる
→何でもありになってしまい、結局統一できなくて終わる - いっそのこと、新しいミステリ企画を立てようかな? と考える。アンケート形式で物語が進んでいく、Twitter上だけのミステリー企画みたいな。
→コストが高すぎる&将来性が無いので、実行前に断念。うまいやり方も思いつかなかった。 - 漫画描くか?
→シンプルに無理だった。漫画を舐めるな。 - 特定のオリキャラの日常を描く感じはどうだろう?
→現在実験中。が、結局これを見て楽しめる人がどれくらいいるのか疑問。あと、画力が足りないのでオリジナルはやっぱりキツいのかなと思ったり……。ていうかそもそも、こういうこと考える前に画力を上げろって言う……。
【なぜ伸びないのか】
1.作品のクオリティが低い
今さっきチラッと言いましたが、そもそも画力が不十分です。
そのため、二次創作ならまだしも、オリジナル作品を積極的に見たい! とは思ってもらえていません。多分。
ここでいう画力とは、違和感なく人体を描く能力・魅力的な絵柄に寄せる能力・絵で物語を伝える能力の3つを指しています。
私の場合、いずれも力不足です。
ちなみに、実際の絵はこんな感じ。……自分が発注者でも発注せんわみたいなクオリティです。なんとかしたいなと思いつつ、改善できずにいます。
2.交流が少ないため、認知されにくい
前述の理由により交流を抑えているため、一部の仲良しさん以外からは反応が無く、広がりようがないです。
おそらく、わずか134名のフォロワー様ですら、全員が私を認知しているわけではないと思います。
※しつこいようですが、いつもよくしてくださっている皆様には、本当に本当に感謝しかないです。ありがとうございます!
3.そもそもリーチしてもらえない
オリジナル作品を描いているため、フォロワーさん以外の方から認知してもらえません。
二次創作であれば、その作品のファンが検索等で辿り着いてくれますが、オリジナルの場合にはそれが無いので、なんとかして自分を知ってもらう必要があります。
流行りのタグに便乗するとか、流行りのネタを混ぜるとか。それができていません。
4.流行に乗っていない
3.の内容と被るところですが、流行から外れたことをやっているので、まず認知してもらえていません。
認知したとしても、さほど興味をそそられないことでしょう。
さきほど、予約投稿をしていると書きましたが、その弊害ともいえるかもしれません。
5.雰囲気が近寄りがたい?
根暗っぽいというか、真面目過ぎるというか、あんまり積極的に近づきたくはないなと思わせてしまうオーラが出ている気がします。
そもそも低浮上だっていうのもありますが。
ただ、無理にキャラを作っても意味ないよなとは思うので、悩みどころ。
【今後どうするべきなのか】
1.画力を上げる
戦略的にどうこう言う前に、まず画力を上げろ! っていうのは確実にあります。
問題は、自分の能力に限界を感じてしまっているということ。
精神的に、もう無理じゃね? って思ってやる気が減退しているので、それを何とかしたいです。
練習不足なのは明らかなのに、どうせ無理だしと思って全然描かなくなってしまっています。
もっと上手くなれる! と信じて頑張らねばなりません。
あるいは、自分の強みを生かせる絵柄を見つけられれば、それがベストかなとも思っています。
自分の能力を鑑みると、精巧な絵画のような巧さを求めるよりも、無理せずに描ける絵柄で「上手くはないけど魅力的な絵」を描くことを目指すべきな気もするのです。
あとはなんだろう、キャラより背景が得意だって自覚してるなら、そっちに全振りすれば? っていう話もあるんですよね。
今までは、「物語を表現したい」→「じゃあキャラを描かなきゃ!」って思っていたのですが、そうとも限らないかもしれません。
シンプルな絵柄で、背景メインの絵の中にデフォルメしたキャラがちょこっと居るだけとか。そういう絵も素敵ですよね。
もしそっち系を極めたいなら、同じ”画力を上げる”でも、やるべきことが変わってきます。
なので、後でまた書くんですが、やっぱりまずは方向性を決めなきゃなあという感じです。
2.流行に乗る
トレンドをチェックして、イラストに限らず流行っているものがあれば、積極的に自分の絵の中に取り込むようにするのが良いのかなと思います。
直近のところで言うと、バレンタインデーや雛祭りなど、季節・行事ネタは鉄板ですよね。
それ以外に時事ネタもありかもしれませんが、時事系のトレンドに便乗して絵を上げると、高確率で嫌がられそう(ほぼスパム扱い)なので、微妙な気がしています。シンプルに、検索した時邪魔でしょうし。
3.もうちょっと自分からフォローする
フォロー数を120以内に抑えたいと思っていた(上述の理由による)のですが、流石にもうちょっと増やした方が良いのかもしれません。
自分から行かないと、まず知ってすらもらえないのは事実なので。
そこで、上限300くらいを目安にもう少しフォローを掛けようと思います。
300を超えるとワケが分からなくなるから避けたいところですが、それも様子見ですね。
4.方向性を決める
色々書いてきましたが、なんといってもやはり、アカウントの方向性が定まっていないことが最大の問題ではないでしょうか。
ここ数週間ずっと、模索期間と称してこの方向性について考えを巡らせています。
※以前に似たようなことを考察したのが、こちらの記事です→描きたい絵と描ける絵と求められている絵について考える【弱小絵描きの分析】
今ちょっと頭にあるのは「小説×イラスト」を極められないかなということです。
どっちか単体という方は多いですが、両方やっている方は、意外と少ないですよね。少ないというほど少なくもないんですが、少なくとも多くはないです(日本語がややこしい!)
私は昔から、絵と小説を両方描いてきました。仕事にしたいと思った時に、「絵を仕事に、小説を趣味に」と決めただけなのです。
なので、新しく小説を描いて、それと絵をセットで……などと考えてみたのですが、うーん、やはり難しい気がしてきました。
まず、小説は読んでもらうハードルが高いです。
結果、「小説読んでないのに絵だけ見てもな……」と、かえって興味を失わせてしまう可能性があります。
また、「小説×イラスト」でSNSにおいて成功している先駆者も見かけないので――ここで言う成功とは、自分のコンテンツを幅広く認知され、バリバリ仕事をもらっているというような意味です――、需要が無いジャンルなのかなとも思います。
あくまでも、仕事に繋げるという意味では。
(SNSに限らないのであれば、児童書の作家さんなど、何人かいらっしゃるんですけどね。でもそれも、小説っていうより絵本なのかな?)
しかも私の場合、根本的に絵が下手なのは変わらないので、小説の内容と絵の内容をマッチさせられるかという問題があります。(だから画力を上げろとあれほど!)
おまけに、「とりあえず新作の小説を書いてから考えよう!」と久々に小説を書いたら、そっちの方が俄然楽しくなってしまって、もはや、どっちが主でどっちが従だか分かりません。
「やっぱり小説の方が得意なのかもしれない」などと考えている始末です。
そして小説を書くにしたって、それと絵をどうやって組み合わせるんだとか、結局ジャンルは何にするんだとか、いろいろ課題があります。
方向性を定めるつもりが、かえってしっちゃかめっちゃか。
さっき言った、背景をメインにするのか否かとか、シンプルな絵柄にするのか否かということも含めて、何も決まらなくてどうしましょうといった感じです。
そんなこんなで未だに迷走しているので、この「方向性を決める」が、今後やるべきことの中で最大の課題になりそうです。
【まとめ】
グダグダ書いたけど、結局最初から分かっていた課題に戻ってきました。
- 方向性を決めろ。
- 画力を上げろ。
- 前向きに生きろ。
以上です。
なんとか答えを見つけたい……今しばらく、模索期間が続きそうです。
ではまた。甘抹らあでした!
Twitter⇒@amamatsu_lar