描きたい絵と描ける絵と求められている絵について考える【弱小絵描きの分析】

こんにちは。甘抹らあ(Twitter@amamatsu_lar)です。絵を描く人です。
今回は「描きたいもの」「描けるもの」「求められているもの」の3つを分析してみます。
創作者なら誰しも、「描きたいもの」が存在するでしょう。
しかし、描きたいものを全て描けるわけではありません。
時間的あるいは技術的な問題により、「描けるもの」は限られてきます。
また、プロを目指すのであれば(あるいは人気を得たいのであれば)、「求められているもの」を描くことも必要です。
多くの人は、この3つの差異に直面して、「さあどうしようか」と選択を迫られることだと思います。
私もそうです。
そこで、自分自身の現状を整理するために、これらについて考えてみることにしました。
【描きたいもの】
私にとっては、描きたいものが何かを考えるのが、まず難関でした。
というのも、何でも描きたいというのが本音だからです。
リアルな厚塗りイラストも描きたいし、アニメ調のデフォルメイラストも描きたいし、もっとシンプルな絵本風の絵も描きたい。
キャラクターイラストも描きたいし、背景も描きたいし、武器やアイテムも描いてみたい。
それに、オリジナルも描きたいし、ファンアートや二次創作も描きたいし、よその子も描きたい。
ていうかなんなら、漫画や絵本も描きたいし。動画や3Dにも手を出したい。
「絶対これ! これ一本!」と言えるような、特定の描きたいものが存在しないのでした。
それはそれでいいじゃないか。
そう思われるかもしれません。
趣味で描くだけなら、確かにそうかもしれません。
しかし、私はプロを目指しています。イラストで生計を立てられるようになりたいです。
もっと具体的に言うと、一般小説の表紙や挿絵・キャラデザなどを任せていただくことが目標の1つです。
そのためには、「何でも描きたい!」なんて言っている場合ではありません。
というのも、何でも描きたいと言っていては、何でも中途半端になってしまうからです。
よほどの才能が無い限り、あれもこれもはできませんよね……。
そこで、頑張って自分が描きたいものを考えることにしました。
まず、自分のお絵描きの原点に帰ってみます。
そもそも、私はなぜ絵を描き始めたのでしょうか?
物心ついたときにはすでに描いていたので、正直、よく分かりません。
小学生の頃は、オリキャラばかり描いていました。
小説を書くことが好きだったので、その小説の一場面を絵にしていたのです。
また、漫画やアニメ、小説の挿絵の模写もしていました。
この時期に読んでいた漫画は、『ハヤテのごとく!』や、『るろうに剣心』、『あたしンち』など。
主に、家族が読んでいたものを借りて読むみたいな感じでした。
小説に関しては、青い鳥文庫が圧倒的に多かったです。はやみねかおる先生の小説で育ちました。
はやみね先生の作品の他にも、有名どころは一通り読み、挿絵を真似していました。
他の記事で言及した『浜村渚の計算ノート』も、このころから好きでしたね。
この時点ですでにジャンルが雑多なんですが、一つだけ見えてくることがあります。
それは、私にとって重要なのが「物語」であるということです。
絵柄やジャンルの問題ではなく、その絵に物語が存在しているのか否か。
私が重きを置いていたのは、その部分でした。
したがって、リアルな絵がふさわしい物語ならリアルな絵を添え、デフォルメ絵がふさわしい物語ならデフォルメ絵を添え。
キャラクター重視ならキャラクターを描き、ストーリー重視なら背景込みの一枚絵を描き。
一次創作が熱い時期なら一次創作をし、好きな漫画にハマっている時には二次創作をし……
と言った形で、活動していたのです。
さてしかし、こうなると困ります。
絵で物語を表現すると言ったって、見てる方に伝わらなければ「はあ?」って感じですからね。
私「これらの絵には、物語の一場面だという共通点があります!」
見てる人「知らんわ!」
って感じです。
結局、絵そのものに統一感が無いと意味がありません。
果たして、私が描きたい絵はなんなのか。
うーん。。
考えても考えても、分かりません。
ではここで、絵ではなく物語について考えてみましょう。
私が描きたい物語は何なのか?
この答えは、意外なことに明白です。
「自分に寄り添ってくれる物語」
これが、私が描きたい物語です。
もっと一般的な言い方をすると、弱者に寄り添う物語が描きたいと思っています。
弱者という言葉の定義が曖昧なので、あまり使いたくはないのですが。
私は、とても心が弱いです。
些細なことで落ち込むし、なんなら何もなくても落ち込みます。
繊細と言ってもいいでしょう。
このことについて詳しく書いていると、ただの鬱々とした日記になってしまうので止めますが、そんな感じの人なのです。
そんな私にとって、「物語」は、この世界を生き抜くために不可欠なものでした。今でもそうです。
だから、優しく寄り添ってくれる作品に心を惹かれます。
寄り添い方は、作品によって様々です。
例えばエンタメ系の作品は、それを読んで笑うことで、心が明るくなります。
一方で、シリアスな作品は、自分と同じように悩んでいる人を見ることで、共感し、安心することができます。解決策が示されていなくても、ある問題が取り上げられているという事実に、ただ安堵するのです。この安堵は勘違いかもしれないけれど、時には必要なものだと思います。
多くの作品は、その作品ごとの特色を生かして、私の心に寄り添ってくれました。
もちろん中には、そうでない作品もあります。
例えば、特定の属性を貶めるような内容の作品(容姿をネタにするギャグなど)。
あるいは、弱者を弾劾するような、自己責任論が根底にある作品。
具体的な名前は出しませんが、こういった作品は非常に苦手です。
自分では絶対に、そのような作品を生み出したくないと思っています。
以上をまとめると、私が描きたい物語は「気持ちを明るくしてくれるもの」あるいは「悩みを代弁してくれるもの」ということになりそうです。
(なおかつ重要なのが、差別や自己責任論を助長する内容にならないようにすること。)
これを、そのまま絵に当てはめて考えればよいのではないでしょうか?
今までに描いてきた絵を見てみると、どちらかというと後者寄りに見えます。
「悩みを代弁してくれるもの」ってことです。
落ち着いた雰囲気(場合によっては暗い雰囲気)で、人物の表情は無表情が多め。
手書き風のタッチで、アングルも構図も平凡な物。
だけどなにか、不思議だな、気になるな、と思ってもらえたらいいな。
そんな気持ちで描いてきたのです。
……ということに、この記事を書きながら気づきました。もちろん、何も考えずに描いた、ただの落書きもありましたが。
では、前者「気持ちを明るくしてくれるもの」を描く場合には、これがどのように変わるでしょうか?
まずはきっと、笑顔の人物が増えるでしょう。
手書き風のタッチというのは、変わらないかもしれません。
配色は、暖色を増やすでしょうか。
また、リアル調ではなくデフォルメ調がメインになりそうです。
描画するのは、背景よりもキャラクターの方でしょう。
それから、色を明るくすると思います。
今は暗い部分の割合が多いですが、明るい絵をかくなら、白の面積をぐぐっと増やした方が良いですよね。
構図なども工夫して、もっと躍動感を出したいところ。
こんなことを考えながら、なるほど前者と後者ではまるで絵の雰囲気が変わってしまうんだなということに気が付きました。
ともかく、この2つが私の描きたいものであることは、間違いなさそうです。
【描けるもの】
さてここで、次に、実際に私が描けるものについて考えてみましょう。
どんなに描きたくても、描けなかったら意味が無いんですよね。
なんとか、描けるようにならないと。
まず、キャラクターよりも背景が得意です。
キャラクターに関しては、顔も人体も苦手です。
いっそのこと全員、虚無僧のように帽子をかぶって棒立ちしてくれればいいのにと思っています()
まあそれは冗談にしても、人間を描くのは難しいですね。致命的です。
次に、アニメ塗りのデフォルメ絵よりも厚塗りのリアル絵の方が得意です。
得意というか、慣れていると言ったほうが良いかもしれません。
アニメ塗りは、デッサン崩れが速攻でバレるのと、「大ラフ→ラフ→線画(仮)→線画修正→線画確定」と手順を踏まなければいけないのがしんどいです。
レイヤー数が増えるのも困ります。PCが重くなるので……。
一方の厚塗りは、リアルに準じて描けばいいので、デッサン崩れが生じにくいです。
生じたとしても、多少はごまかせます(ごまかせてる?)。
また、「大ラフ→ラフ→塗り→線画のようなもの」という手順で進めればいいので、とても楽です。レイヤー数も1桁で済みます。気楽に描くことができます。
こういうわけで、デフォルメ調・アニメ調の絵が描きたいなら、もっとそっちの練習を増やさなくてはなりません。
続いて苦手なのが、オシャレなものを描くこと。地味なものの方が得意です。
なぜなら、私自身がオシャレを理解できないからです。
自分が理解していないものは描くこともできません、以上。と言ってしまいたいくらい。
具体的に言うと、誰かのファッションを見て「ダサい」と感じたことが、ほぼ全くありません。
また、誰かを見て「不細工だ」と感じたことも、ほぼ全くありません。
絵にしてもそうです。明らかなデッサン狂いを見て「あー……」と思うことはあれど、配色等のセンス的な部分で「だっさ」と思ったことは、一度たりともありません。
端的に言って、美醜の感覚に疎いのです。
結果的に、「オシャレに描いたつもりなのにオシャレに見えない」現象に陥ります。困りました。
もちろん個人的な好みはあるのですが、それが「地味でくたびれた感じのもの」なんです。
履きつぶされたブーツとか、全体的に茶色くて暗い感じのトーンとか、カジュアルなパーカーとか。
それも、シャレオツな感じにくたびれたものではなく、生活感溢れる感じが好きなのです。
でも、こういうものを描いたところで全然オシャレな絵にはなりません。
逆に言うと、こうした感覚のズレが、私の絵の落ち着いた雰囲気を生み出しているのかもしれませんが。
【求められているもの】
では最後、実際に市場で求められているものについて考えてみましょう。
需要があるかないかっていう部分です。
まず、「悩みに寄り添ってくれる絵」。
これに需要はあるのでしょうか?
おそらく、言葉通りの意味で捉えれば、あるでしょう。
「悩みに寄り添ってくれる絵」。
例えば、アボガド6先生のイラストはその最たるものだと思います。社会の闇を克明に描き出していますよね。
あれを見て共感し、良いなと感じる人がいるからこそ、あれだけ人気なのだと思います(この間見たら、Twitterのフォロワー数が172万でした。すごい!)。
ところが、「よし、じゃあ今の路線で良いんだな!」と安心するわけには行きません。
なぜなら、私が今描いているような絵には需要が無いからです。
一体どういう意味なのか。
まず第一に、物語があるにしても、それが明確に伝わらないと意味がありませんよね。
今の私は技術が低すぎて、十分に自分の物語を伝えられていないと思います。
先程述べた、人間を描くのが苦手というのもそうですし、一枚一枚の完成を急いでしまうというのもそうです。
もっと技術を向上させ、「何も知らない人に意図を伝えること」「作中のモチーフの全てに意味を持たせること」の2つを達成できないと、意味がないでしょう。
そしてここではもう一つ、大事なことがあります。
それは絵柄です。
今まで私が描いてきた絵柄――リアル寄りでややシュールな、独特な絵柄――に、需要はあるでしょうか?
(こういう絵です↓)
答えは、NOでしょう。
残念ながら、端的に言って、ほとんど需要がないと言えます。
これは考えてみれば当たり前のことです。
自分が幼い時だって、リアル寄りのシュールな絵よりも、プリキュアなどのかわいいデフォルメ絵の方が好きでした。
今の絵柄にたどり着いたのは、複合的な要因によるものに過ぎません。
市場に出回っている児童書を見ても、明るくて可愛いデフォルメ絵のほうが人気なのは明白です。
大人と子どもは違う。子どもに合わせる必要はない。
そう言ってくれる方がいるかもしれません。
それもそうでしょう。
ですが、たとえ大人が対象であったとしても、私が絵を届けたいと思っているほとんどの相手は、絵そのものに関心があるわけではありません。
そんな人々の絵に対する認識は、子どもと大差ないと考えられます。
私だって、専門外のことに関しては子ども並みの知識と感性でしか認識していません。
したがって、シュールなリアル寄りの絵よりも、明るくかわいいデフォルメ絵を選択した方が、需要に応えられるはずです。
また、シュールなリアル寄りの絵には、もう一つ問題点があります。
それは「怖い」ということです。
例えば、暴力的なイラストばかり上げている人がいたら(普通にいるけど)、ちょっと怖いなと思いませんか? 人が出血してる絵とか、殴り合っている絵とか。
絵を描く人同士であれば、「ああそういうのを描く人なのね」と理解してくれるかもしれません。
でも、絵に興味のない人からしたら、「そんな怖い絵を描くなんて、ヤバい人なんじゃないか」といった感情が先に立つと思います。
結果、そのような絵に対する需要が(ことSNS上では)生まれにくくなるということです。
それと同じような現象が、今の私の絵にも起きているのかもしれません。
ちなみに、こちらが先日Twitter上で取ったアンケートの結果です。
サンプル数が少ない&有意な差が見られているわけではないものの、アニメ調の絵が一番人気でした。
続けて、「気持ちを明るくしてくれる絵」
これに需要はあるでしょうか?
正直、考えるまでもありません。
あります。明確に需要があります。
というかSNSで人気の絵は、ほとんどがこれでしょう。
物語性の有無に関わらず、元気になれるような絵は重要です。
最後に、一次創作と二次創作について。
果たしてどちらのほうが需要があるでしょうか?
これも、答えは明白。
二次創作です。
もっとも、人によって多少変わるところはあります。
例えば、売れっ子の漫画家やイラストレーターであれば、二次創作よりも一次創作のほうが期待されているでしょう。新作描いて! っていうアレです。
一方、私のような無名の絵描きに対しては、二次創作が期待されていると思います。
というのも、知らない人の知らないキャラを見たところで、面白くもなんとも無いからです。
なお、うすうす察しが付くかもしれませんが、私自身はそうではありません。全然知らない人の全然知らないキャラにも興味があります。
しかし、割合で見ると、「そんなもん興味ねーよ」派の方が圧倒的に多いです。
漫画ではなくイラストの場合には、特にそうです。
また、オリジナル作品の場合には、そもそもリーチしてもらえない(興味を持ってもらえるか否か以前の問題として、認知してもらうのが難しい)という問題もあります。
【まとめ】
以上、自分自身の創作について
- 描きたいもの
- 描けるもの
- 求められているもの
の3点を考察してみました。
最後に、今後どうするべきかと考えて終わろうと思います。
まず大事なのは、物語が伝わるような絵を描くことです。
繰り返しになりますが、物語が伝わらなければ、その絵は誰からも見向きもされません。
よっぽどの有名人が描いたとか、よっぽど画力が高いとかで無い限りは。
したがって、物語を伝えられる絵を描くことが、何よりも大切です。
そのために必要なことは、以下の2つでしょう。
1つ目、キャラクターを生き生きと描くこと。
様々な表情、様々なポーズで、キャラを魅力的に描くということです。
ほとんどの物語に置いて、主役は「キャラクター」ですよね。
読者や視聴者は、キャラクターに感情移入することで、物語を楽しむわけです。
つまり、まずはキャラを魅力的に描く必要が生じます。
また、物語の内容を伝えるためには、そのキャラが何をしているのかが分かるように書かなければいけません。
これは意外と難しいことです。
というか、それが簡単にできるなら、その人はもう既にめちゃくちゃ絵がうまいのでしょう。
キャラの行動が一目で分かるように、デッサン力を向上させる必要があります。
そして2つ目が、モチーフの全てに意味をもたせること。
なぜそのキャラはそんな髪型をしているのか。
なぜその髪留めなのか。
なぜその服装なのか。
なぜその食べ物を口にしているのか。
なぜその食べ方なのか。
なぜそのポーズを取っているのか。
なぜその場所にいるのか。
その場所には何があるのか。
そこにあるオブジェクトにはなんの意味があるのか。
なぜ背景をその色にしたのか。
たくさんの疑問文を並べてしまいましたが、こういった疑問全てに答えを用意する必要があると、私は思っています。
すべてのものには意味があります。
「なんとなく」という理由でもいいです。
たとえ「なんとなく」であったとしても、それがその人の置かれている状況や性格を表すことになります。
画面上のすべてのモチーフには意味があり、ストーリーがあるはずです。
そこに存在する以上、そうでなければおかしいのです。
特に小説の表紙を見てみると分かりやすいですが、ほぼ100%、作中に登場するモチーフのみで表紙絵が構成されています。
しかし私はともすれば、なんの意味もない物体を描いてしまいます。
これが、絵の浅さや違和感、物語の伝わりにくさに繋がっているのかもしれません。
したがって、もっと丁寧に構成を考える必要があるでしょう。
また、引き出しを増やせるように、インプットの時間も確保するべきだと思いました。
次に大事だとおもっているのは、構図やアングルを工夫することです。
毎回きちんと考えたつもりでも、何故か気がつくと、アイレベルがキャラと同じで、ポーズも平凡な、「いつもどおりの絵」になりがちです。
そのため、毎回1つは新しい要素を入れるよう、意識することにしました。
例えば、「今回は、ポーズが平凡だから、アオリ気味に描いてみよう」とか
「アイレベルがキャラと同じだから、ポーズの方を工夫してみよう」といった具合に。
それから、雰囲気を明るくするのも大事だと思います。
今までは、寒色(というか紫?)系の暗い絵が多かったため、これからは暖色の明るい絵を増やそうと思います。
具体的には、明暗比の明の割合を増やします。
最低でも画面の3割は、一番明るいところと同じくらいの明るさにしたいですね。
同時に、絵柄改革を行います。デフォルメに寄せるのです。
実際に、登場人物紹介や、今度のクリスマスイラストなどをデフォルメ調で描いてみました。
(こんな感じです↓)
先程言ったとおり、デッサンを整えるのが難しかったり、線画が面倒だったり、レイヤー数が増えて重くなったりと大変でした。
が、なんとかもっと技術を上げられるよう、頑張っています。
そして最後に――「オリジナルキャラクターの連作」という形で統一感を生み出します。
つまり、一次創作をメインにするということです。
「いやいや待てよ。さっき、二次創作のほうが需要があるって言ったじゃないか。」
そんなツッコミが聞こえてきそうです。
しかし、一次創作をメインにするのには、きちんとした理由があります。
それは、私が参考にしているイラストレーターさんたちがほとんど二次創作をされていないということです。
たまにファンアートを描くことはあれど、フォロワーを増やすという目的ではやっていないようでした。
しかも、人気が出てからそのような形に移行したわけではなく、最初からオリジナルメインの方が多いです。
もちろん、私の調べ方が悪いだけで、本当は二次創作出身の方なのかもしれません。
有名になってから、過去の二次創作を削除したという可能性はあります。
名義を分けている可能性だってあります。
しかし少なくとも、私が調べた範囲では、二次創作メインの方はほとんどいませんでした。
ここで、どんなイラストレーターさんを参考にしているのかというと、「一般小説の表紙や挿絵を担当されているイラストレーターさん」です。
なぜなら、私にとって一番明確な目標がそれだからです。
怖いのは、「二次創作メインだと、出版社の方から畑違いだと認識されてしまう」あるいは、「二次創作自体が、実はその業界(=一般小説の装画担当)においてタブーである」ケースです。
(そもそも二次創作自体、厳密にいうと著作権侵害ですしね。)
そういったケースを想定し、一次創作を中心にするつもりです。
でも、そのうち急に二次創作メインになった場合には、あっコイツ意見曲げやがったなとでも思っておいてください(笑)
ということで、しばらくは今回書いた方針でやっていこうと思います。
ダメだったら、また改めて分析してみますね。
では、一緒に頑張っていきましょう。
甘抹らあ(Twitter@amamatsu_lar)でした!
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